第3回オープンカフェ「パラソル喫茶」を被災地宮城・東松島市で開店



東日本大震災復興NPO支援・全国プロジェクトの呼び掛けで第3回目のオープンカフェ「パラソル喫茶」が7月3日(日)、宮城県東松島市の仮設住宅2ヶ所を会場に開店しました。ふれあいネットまつどでは3回目の支援で石原順二さんをリーダーに、細嶋千広さん、村上建一さん、村上禎子さん、中原勇さんらと松戸市民の臼井裕明さんの合計6人が参加しました。



パラソル喫茶は阪神淡路大震災から生まれた試みで、閉じこもりや孤独しがちな状態な被災者に戸外にパラソルを立て、普段は飲めないコーヒーやお菓子を提供しお話しながら寛ぐのを目的としたものです。先月までは避難所・小野市民センター(東松島市)を会場にしていましたが、日に日に避難者がいなくなっているので、今回はひびき工業団地内仮設住宅2ヶ所を会場にしました。開店をすると被災者が続々と出てこられ、おいしいコーヒーやお菓子に舌鼓を打たれました。



協力会員の村上建一さんは得意の腹話術を披露し、被災者は興味を持っていました。写真は腹話術で北国の春を歌っている千昌夫っさんに扮した人形と村上さん(写真中央)とそれに合わせて手拍子をしている被災者のみなさん。



東京から個人ボランティアで参加した音田さんによるギター演奏に合わせて、懐かしい曲を口ずさむ被災者のみなさん。