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第21回ボランティアバスツアー体験記TOPIX

発災後3年4か月経過した被災地は、徐々に復興へは向かっていますが、まだまだ時間がかかると思われる状況でした。高台移転予定地には未だ一軒の住宅も建っていません。前回5月10日に訪問した、仙石線野蒜駅周辺はがれきもきれいに片づけられていたのが印象的でした。







バスツアーに参加した皆さんは、現地で合流した被災者の皆さんは、現地で合流した被災者の皆さんが震災前に生活していた地を訪れ、被災者一人ひとりの話を、それぞれの思いで受け止めていました。立ち寄った浜市小学校の時計は震災が起きた時間で止まり「震災を忘れないで」というメッセージにも受け取れるように感じました。





今回は、地元で旬の野菜や海産物を販売している仮設店舗「まちんど」にて、復興に役立ててほしいという思いで買い物をしました。市民センターでの交流会では協力ボランティアさんのご好意で頂いた山崎パンをみんなで食べながらひとときを過ごしました。帰りのバスでは、前回同様、現地の皆さんから頂いた、心のこもった手作りのおにぎりが夕食となりました。被災地は少しずつですが、復興は進んでいます。




私たちが続けてきたボランティアバスツアーが21回を重ねる中で、東松島市の皆さんはボランティアバスツアーの参加者を「松戸さん」と呼び、いつも待っていてくれます。ここに「つながり」を形成されているkとおを感じました。この継続されているボランティアバスツアーは「3.11を忘れない」という大きな意義を持つのではないでしょうか。
(2014年7月12日(土)  事務局S.A








写真の説明
上から1番目 仙石線野蒜駅。仙石線は高城町〜陸前小野駅まで現在も不通。この区間は代行バスで運行している。街高台移転が予定され、現在、急ピッチで山を切り開いている。野蒜駅舎は整備され、ファミリーマートに。
上から2番目 旧浜市小学校。海岸から約1kmも満たないところにある学校。3階建ての校舎のうち1階上部まで津波が襲来。時計が地震で止まってしまう。その後、小野小学校の校舎を借りて授業をしていたが、2013年4月1日より旧小野小学校と統合し、鳴瀬桜華小学校となり、閉校となった。
上から3番目 小野市民センターでの交流会。会場では東松島市の皆さんへの生活の様子などを質問することも。最後にはNHK復興ソング花は咲くをみんなで合唱。
一番下 バスツアー参加者36名と東松島市の皆さんとの集合写真。


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