第7回パラソル喫茶 ボランティア体験隊


2011年11月5日(土)6日(日)にかけて1泊2日のボランティアバスが松戸市を出発しましました。また、同日には島田喜七代表・西村泰久さんらも新幹線で東京を出発、正午には現地で合流。福祉車両「えがお」が荷物搬入を兼ねて4日に先発しました。

 初日は宮城県亘理郡山元町のNPO法人ささえ愛山元を訪問し理事長・中村怜子さんのお話を伺うことが出来ました。2日目は第7回目パラソル喫茶をひびき工業団地内仮設住宅(宮城県東松島市)にて開催しました。11月5日には10月中に呼びかけた「あったかじゅうたんを贈ろうキャンペーン」のホットカーペットが仮設住宅に届き、そのことが話題になっていました

1日目(11月5日)

宮城への運転はマイクロバスで大型免許を持っている会員の森田岩三郎さんと今川高志さんによる運転です。朝6時に松戸を出発で途中の高速道路のSA・PAで休憩しつつ被災地宮城へ向かいます。車中では石原順二さんの司会で自己紹介やアイスブレーキングとして大條敬郎さんによるゲームなどで楽しみました。
(写真はレンタカーのトヨタコースターにふれあいネットまつどのマグネットを貼ったもの。運転はプロ並みで快適なものでした)
12時ごろ宮城県亘理町にある和風れすと海仙には新幹線で移動していた島田喜七代表・会員の西村泰久さんが合流し、亘理・山元名物の「はらこめし」に舌鼓を打ちました。
(写真は「はらこめし」を賞味している参加者の皆さん。「はらこめし」とは鮭とイクラ(はらこ)がご飯の上に乗った丼。「海の親子丼」と言ったところ。)
午後には震災以降交流のある、NPO法人ささえ愛山元に訪問し中村怜子理事長のお話を聞きました。10月にはディサービスを再開までにこぎつけました。


講話の後は山元町の坂元駅・浜中小を訪問しました。
(写真は中村理事長による講話の様子。生々しい被災の状況とNPO復興に向けた取り組みをスライドを使って説明をして頂きました。)
夕刻には山元町にあるリンゴ園を訪れました。福島県の原発が近いこともあって風評、被害が出ているとのことでしたが、皆さんは実際にリンゴを摘んだり、お土産のリンゴを買っていました。
(写真は
今回の宿泊は遠刈田温泉郷にあるペンションふきのとうです。貸切で使わせて頂きました。明日に向けて心身共に休みました。
(写真は夕食後の宴、クイズなどをしました)

2日目(11月6日)

松島海岸でお買いもの。仙台名物 牛タンや銘菓のお買いもので楽しみました。
正午ごろ、パラソル喫茶会場である東松島市・ひびき工業団地仮設住宅に到着。参加者が多くいるので準備も楽々にできました。
(写真は組立中に様子、今回は全部自己完結で赤い羽根共同募金の助成の物です。)
会員の西村泰久さんはバルーンアートの披露をし子どもたちも楽しんでいました。
(写真は西村さんと子供たちの交流の様子。)
開店の前に仮設住宅の各戸を訪問し、パラソル喫茶の実施のお知らせと暮らしの中で困ったことがないかの聞き取りも行いました。
(写真は各戸への訪問の様子、小雨のため「行けない」という方も見受けられた。今回はデリバリーもすることも伝えました。聞き取りの内容ではホットカーペットが来てよかったや今後もパラソル喫茶をしてほしい、電気式の暖房が欲しいなどありました。)
第7回パラソル喫茶のメニューはお茶、コーヒー、おしるこ、ホットドックです。おしるこやホットドックは現地で調理しました。
(写真左はホットドックの調理の様子)
(写真右はおしるこの調理とお餅の湯煎の様子)
参加者と仮設住宅の皆さんとの交流。
そんな中、徐々に雨足が強くなってきました。
予定通り3時に閉店、かなりの盛況だったと思います。途中で雨が降ってきましたが、おうちから出ていただきありがとうございました。
(写真は最後の集合写真、大変ありがとうございました。)



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