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東日本大震災復興支援ボランティアバスツアー開催
大型リフト付き観光バスで被災地を訪問・ボランティア活動
2012年5月12日(土)13日(日)の1泊2日で「東日本大震災復興支援ボランティアバスツアー」を開催しました。普段は日帰りで東北に行き、パラソル喫茶活動を行っていましたが、「ボランティアをしに、東北に行きたいが、ゆっくりして行きたい。」という要望もあったため、今回は1泊2日のバスツアーを行いました。参加者は市の広報などで呼びかけた結果、30名の方が参加し、車椅子の方は2名参加しました。
1日目は福島県を訪問し、花見山公園を観光。花見山を管理しているNPO花見山を守る会が行っている震災支援活動についてお話を聞きました。その後、原発で全町民が避難している浪江町の仮設住宅を訪問。貴重な話を聞くことができました。
2日目は松島海岸で遊覧船に乗った後、東松島市ひびき工業団地仮設住宅で「第11回パラソル喫茶」を開催。ふれあいやきそばや焼き鳥で仮設住民の皆さんと交流をすることができました。
(写真は、島田代表がリフトに乗って観光バスに乗り込む姿。車内ではバスの座席に乗っていきました。)
NPO花見山公園を守る会の活動を知る機会に
花見山公園とは、福島県の観光スポットである。桜の時期になると花見山一面が桜色に染まり、全国からの観光客がこの地を訪れます。その花見山公園を管理しているのがNPO花見山公園を守る会です。
3月11日の東日本大震災以降、原発事故の影響もあり放射線の問題もある中、花見山公園を守る会では花見山の除染活動を行い、観光客が安心して来れるように整備したりしました。
また、福島市内を中心に原発事故で避難している住民に対してサロンを開放しコミュニティーの場になっていました。会長の橋さんのお話しに、参加者一同、涙をこらえて聞いていました。
ふれあいネットまつどでは支援金を花見山を守る会の活動の一助に贈りました。
(写真は佐久間副代表とNPO花見山公園を守る会の会長の橋真一さん)
福島市にある浪江町仮設住宅で交流を行い状況を知る
福島県福島市にある浪江町の仮設住宅「北幹線第一」の集会場を会場に懇親会を行ない、交流をしました。浪江町とは、福島県の太平洋に面した港町で、今回の福島第一原子力発電所での事故により、半径20q圏内にある浪江町の住民は避難を余儀なくされました。浪江町の住民は主に、福島県内の他の自治体や県外に避難をしています。
松戸と浪江、それぞれの紹介した後に、避難されている方々から、現状を聞きました。「いつになったら帰れるのだろうか?」「こんなに原発が怖いものだとは思わなかった。」と話されていてました。また、即興の踊りも披露され、和気あいあいな雰囲気でした。
懇親会の終わりには、ふれあいネットまつどより北幹線第一仮設住宅自治会に支援金をお渡ししました。
第11回パラソル喫茶 ひびき工業団地仮設住宅で開催。
5月13日(日)に宮城県東松島市ひびき工業団地仮設住宅で第11回パラソル喫茶を開催しました。仮設住宅の役員の協力のもと、やきとりとふれあいやきそばを作りました。列を作りたくさんの方々が待たれる中、会場のあちこちではボランティアと仮設居住者が楽しくお話する姿がありました。(写真上)
また、今回子ども関係のブースとして「子どもフェスティバル」も開催し、バルーンアートやスライム作り、子どもも楽しまれました。(写真下)
最後に、談話室でボランティアと仮設居住者との懇親会を行い、今の現状について意見交換を行いました。
また、松戸で集まった募金を支援金として、ひびき工業団地仮設住宅自治会に贈りました。
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